2014年8月26日火曜日

メキシコのゲルソン・クリニック

引き続き、この夏の話題から…。

7月は、とある女性がん患者さんからのご要請があり、メキシコのゲルソン・クリニックにコンパニオンとして行ってきました。

コンパニオン?
飲み会の?

(汗)…。

日本で「コンパニオン」というと、博覧会や飲み会で同伴してくださる、ほとんどは綺麗どころのお姉様のことを言ったりしますが、ゲルソン・クリニックのコンパニオンというのは、クリニックに入院中、患者さんと同室に滞在し、ほぼ24時間体制で付き添い、治療に必要な援助も行う、そういうプロのお仕事をする人のことを指します。

今回の患者さんには、彼女の治療にとても協力的なご主人様がいらっしゃるのですが、お子様のお世話やお仕事のご都合のため、どうしても奥様に同行できない…。
というわけで、私とゲルソン・トレーナーの村上さんの2名で、合計3週間の入院のうち、前半と後半に分かれてお仕事をさせていただきました。

前半10日が終わるその日に、
私もサンディエゴ入りし、クリニックがある
メキシコのティファナを目指しました。

メキシコ入国は簡単。行きはヨイヨイ、です。
ティファナ市内の、海岸線を目指します。
右側にあるのは、国境の壁。向こう側はアメリカ。

この坂の向こうは、プラヤス・デ・ティファナ。
つまり、ティファナビーチの町。

ゲルソン・クリニックに着くすぐ手前に、
やはり、がんの自然療法で有名なオアシス・オブ・ホープ病院が!

そして、ゲルソン・クリニックに到着~。
アポイントがある人のみ、ガードマンが門を開けてくれます。



私が後半10日間お世話になった2階のお部屋の入り口。

合計7名の医師が登録して、交代で勤務していらっしゃいます。
彼女はある日の夜勤だった、ゴンザレス医師。
患者さんが痛みを訴えた夜に、お世話になりました。
医師は、女性と男性、だいたい半数ずついらっしゃいました。

ゲルソン・クリニックの外観です。
真っ白な背の高い塀で囲まれていて、
中の様子は外からはわかりません。
とってもプライベートな空間です。

周りの道路はこんな感じ!

近所の家の塀から飛び出していたサボテン。

暑いので、犬は昼間、寝ております…。

近所のビーチにいた子ども達。

ティファナビーチから、サンディエゴ側を見ると、こんな感じ。

その先にあるのが、海の国境線を示す柵です。
泳げば超えられそうです。

毎日おいしいゲルソン食を作ってくれた、キッチンスタッフと!
(もちろん、もっとたくさんいますよ!)

ラモス医師。
真夜中でも、不安な気持ちでいっぱいの患者さんの相談に、
いつまでもお付き合いいただきました。

クリニックの要、コーディネーター(何でも屋さん?)、フィリックス。
ちょっと太めだけど…、もう長年勤めているスタッフなので、
ゲルソン療法のことをよく知っていて、頼れる存在でした。
奥さんとの幸せそうな写真を、オフィスに飾っていたのが印象的。
みんな、患者さんのために仕事をしているのは当然ですが、
自分の家族との幸せな暮らしのために、働いているのです。

クリニックで出会った患者さんやコンパニオンの皆さん。
毎日が、新しい出会いとお別れ、その連続です。

レセプショニストの…、名前聞くの忘れた~。
ミスター・レセプション!

任務を終え、クリニックを出発。
まずは、アメリカとの国境に向かいます。

あっちだ!

というわけで、国境前に長蛇の列。
ラジオ放送では、数分ごとに、国境を越えるのに何分かかるか情報を流しています。
バケーションシーズンに入り、結局、この朝は1時間かかりました。

そうやって、列をなしている車の脇を、お土産売りの人たちが通ってゆきます。
怪しげな商品を乗せたワゴンを引っ張り、あっちへ、こっちへ…。

アメリカへ入ると、車はスイスイでハイウェイを通過…。
ハイウェイの出口を降りると、サンディエゴ湾。
ここに、空港があります。
 

今回、クリニックへの往復でお世話になったドライバーのロベルト。
…というわけで、9月27日土曜日、私たちのゲルソン・クリニック報告お話し会を開催させていただきます。

場所は、東京都目黒区鷹番にある、モアーク目黒ガーデンです。

http://ameblo.jp/moarc2/entry-11912227265.html

お時間は、13:30-15:30、入場料は、2500円です。

ゲルソンクリニックは、世界でも唯一、24時間、365日、ゲルソン療法のオペレーションが止まらずに行われている場所で、全世界から患者さんが入院療法のためにやってきます。

日本人の患者さんにとっても、ゲルソン療法のスタートをここから始めることが出来れば最適な治療過程を踏むことが出来ます。
果たして、それが、どの程度現実的な選択肢になるのか、皆さまそれぞれにご判断いただけるよう、治療内容や金額など、お知らせしたいと思います。


また、日本のご自宅で治療を行う患者さんとそのご家族の皆さんに、ゲルソン療法の治療とは実際どのようなものなのか、理解していただけるようなお話しもしたいと思います。


終了後は、ゲルソン・クリニックへの入院をご検討されるかたのご相談をお聞きできます。

皆さまのご参加をお待ちしております。

参加お申し込みは、モアーク目黒ガーデンまで、どうぞ。

・お電話でのお申込み方法
  電話 03-6451-0083 まで、営業時間内にお申込み下さい。
  営業時間:10:00‐19:00/日・祝は18:00まで
  定休日:月曜

• メールでのお申込み方法
  メールアドレス moarc-garden@yukiyasai.com まで、
  ・ご参加されるかたのお名前(必須)、
  ・2名以上の場合は、ご参加人数(必須)、
  ・お電話番号(必須)
  ・よろしければ、ご住所を添えて(任意)お申し込みください。

• ファックスでのお申込み方法
  FAX 03-6451-2683 まで、
  ・ご参加されるかたのお名前(必須)、
  ・2名以上の場合は、ご参加人数(必須)、
  ・お電話番号(必須)
  ・よろしければ、ご住所を添えて(任意)お申し込みください。

2014年8月21日木曜日

6月のサンディエゴ・ツアーは、こんな感じでした…

引き続き、6-8月のご報告まで申し上げます。
6月半ばは、サンディエゴ・ツアー!に行っておりました。

今回のご参加は、これからゲルソンHST認定をめざすかた、ユウコさんとの二人旅。

写真は、出発の日の成田空港、カフェにて。
すぐ近くにお住いの、村上トレーナーが見送りに来てくれました!
ビューンとサンディエゴまでひとっ飛び。
今回は、レンタカーを借りて、すぐにゲルソン・インスティテュートを訪問しました。

今年の始めに新しい場所に引っ越したばかりで、私もニューオフィスは初訪問でした。
とても広いオフィス空間で、小規模ワークショップなどは、この事務所内でやっているようです。
2日後にスタートする、100名規模のワークショップ準備のため、ほとんどのスタッフは会場へ行っていたり、食材の買い出しに行っていたりして不在。

自然医学博士のディプロマを持つスタッフ、カイラ・スミス先生にオフィスを案内していただきました。

「私たちも明日はフリーだから、準備を手伝いましょうか?」と言ったら、

「長旅で疲れているのだから、ビーチにでも行って来なさいよ~!」と言われ…
翌日は、海辺にあるオーガニックフードのスーパー「ピープルズコープ」へ!

ここは、ホールフーズマーケットのような大規模チェーン店ではない、地元に根付いた生協スタイルのお店です。

そして、ほんとうにすべての商品が、オーガニック!
 
グラニースミスもオーガニック!
 ねぎもオーガニック!

リーキもオーガニック!
とにかく、全部がオーガニック!
パンのコーナーですが、この写真のものはすべて、グルテンフリーです。

こちらのスナックパンもグルテンフリー。
 こちらのボトルには、ハーブやクレイが入っており、量り売りされています。
引っ張り出したものは、グリーンクレイのボトルです。
お店の入り口には、お買い物に来たお客さんの愛犬がつながれていて、どのワンコも皆、人なつっこいので、ときどき遊んでもらっていました。 (店内のクーラーが寒くなると、店先に出てきて、ワンコと遊ぶ、の繰り返し…)

お店の2階には、フードコーナーがあり、好きな総菜を選んで購入し、そこで食べられるようになっています。 もちろん、持ち帰りもオーケー。
2階から見た1階店舗の様子。
海苔や海藻も豊富です。
焼いていないロー(生)の海苔が人気!
確かに、美味しいのですよね。



ユウコさんも、初めてのサンディエゴで、初めてのオーガニックフードショップで、真剣、夢中デス…
(こっそり2階から激写してしまいました♪)

 私は、乳酸菌飲料、なるものを発見!
カルピスやヤクルトの甘い感じとは全く違う、強烈な酸味でした。
乳酸菌は使っているものの、牛乳は不使用、
水、小麦、ビタミンCが主原料。

 結局、ピープルズコープに、3時間くらいいたでしょうか???
店の隅から隅まで、ズ・ズ・ズィ~とお勉強しました。

昼食を済ませてから、近くのビーチへ。 ここは、サンディエゴでは少ないドッグビーチの一つなので、愛犬連れの人たちがたくさんいらしていました。
それも、リード無しでオーケーなので、犬たちも大喜びという感じでした。








太陽の光もたっぷり浴びて(時差ぼけ調整に、太陽の光と砂浜を裸足で歩くことは必須!)、ちょっと疲れてきたのでホテルへ…。

でも、戻る前に、ホテル近くのホールフーズマーケットで食料の買い出しをしました。
パスタの生麺でさえ、グルテンフリーがあるのには、びっくり。(写真)

私は、あまりにも暑かったので、ベリーアイスクリーム(写真)をいただきました!
酸っぱくって美味しかった~。


いろんな種類のアイスクリームがあるのですが、味見もできて、はっきり言って、味見だけで満足だったのですが、それでは申し訳ないと思い、一番小さいサイズのベリーアイスを頼んだのでした…。

←こちらは、注文に応じて搾ってくれるジュースコーナー。
でも、やっぱりノーウォークジューサーの味にはかなわないなぁ~、というのが正直な感想です。



そして、3日間のゲルソン・ワークショップが始まりました。



今回も、世界中から大勢の受講生が集まりましたよ。

会場は、サンディエゴ・ウィメンズクラブ。
入り口では、ステンレス製の鍋の販売コーナーがあったり、書籍や教育用グッズ販売があったり。


 

敬愛する、ゲルソン・インスティテュート理事長のアニータ・ウィルソンさんと♪

スタッフの皆さんとは、もう、本当に長年のお付き合い、という感じになってきました。

授業の合間に、ゲルソン・ランチのビュッフェ。

こんな感じで、ゲルソン・ランチ!
 

ノーウォークジューサーの実演をする授業もあります。



みんなのランチを作ってくれているキッチンを覗いてみると…。

こちらを見ているグリーンのユニフォームを着ている女性が、ゲルソン・シェフのジェニファーさん!

彼女は、元フレンチ料理のシェフだったので、今は、その経験をゲルソン食に活かしてくれています。



ワークショップ3日目、最終日のランチ・ビュッフェ。

さあ、これで食べ納め!
受講生の皆さんには、ここで食べた味、雰囲気など、すべてを帰国後のゲルソン療法の実践に活かしていただきます!

美味しそうでしょう?

なぜなら、本当に美味しいからです。

ワークショップの最終日には、裏方で受講生のために働いてくれたボランティア・スタッフのご紹介も!

なんてったって100名分の食事を用意するのですから!
それも、できたてが必須のゲルソン食。

お疲れ様でした。
そして、ごちそうさま!

ユウコさんも、ゲルソン・ツアーお疲れ様でした。

帰国後、彼女のHST認定トレーニングがスタートします。

品位の高い、そして、皆さんから信頼される、ゲルソン・トレーナーの誕生を目指して、私も一緒に頑張りますよっ!
というわけで、サンディエゴ空港から帰国したのでした。
←空港のセキュリティーチェックの前で撮った、この旅の最終セルフショットです。

次回のサンディエゴ・ツアーは、今年10月ですが、もうすぐ参加締め切りです。来年も、2、6、10月にございます。皆さまのご参加をお待ちしております!

サンディエゴ・ツアーのお問い合せ、および、ゲルソンHST認定のお問い合せは、kyokoujiieabe@gmail.com までどうぞ。